「就労ビザ」は、日本で働くために必要な在留資格の通称です。厳密には、ビザ(査証)は在外公館(大使館や領事館)で発給され、日本への入国を許可するための「推薦状」のようなものです。一方、在留資格は、日本に上陸後、法務大臣から与えられる「日本に滞在して特定の活動を行うことができる資格」を指します。一般的に、この在留資格を取得することを「ビザを取る」と呼ぶことが多いですが、本ページでも皆様に馴染みのある「就労ビザ」という言葉を総称として使用し、解説を進めていきます。専門性や職種、企業の規模などによって様々な種類の在留資格があり、ご自身のキャリアプランに合ったビザを取得することが、日本での活動を成功させるための第一歩となります。
・技術・人文知識・国際業務
| 対象者 |
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| 大学などで学んだ専門的な知識・技術を活かして働く方。ITエンジニア、通訳、デザイナー、営業、企画職など。 |
| 特徴 |
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| 最も一般的な就労ビザです。専門性と職務内容の関連性が重要となります。 |
・特定技能
| 対象者 |
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| 介護、建設、農業、製造業など、人手不足が深刻な特定産業分野で即戦力として働く方。 |
| 特徴 |
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| 技能試験や日本語試験の合格が要件となります。 |
・経営・管理
| 対象者 |
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| 日本で会社を設立・経営する方、または事業の管理を行う方。 |
| 特徴 |
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| 500万円以上の投資や、事業所の確保などが要件となります。 |
・技能
| 対象者 |
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| 熟練した技能を持つ方。外国料理の料理人、航空機の操縦士、スポーツ指導者など。 |
| 特徴 |
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| 10年以上の実務経験(料理人の場合は国籍により例外あり)が求められることが多いです。 |
・高度専門職
| 対象者 |
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| 高度な専門能力を持つと認められた方。ポイント制で評価されます。 |
| 特徴 |
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| 在留期間や永住許可の要件が優遇されるなど、メリットが多いビザです。 |
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